2020年のサマパラは配信でした。
あたしのJr.の推しであるTravis Japanは、今年はメンバー一人一人のソロ公演、一人につき一日3公演×7日というトラジャ担にとって予想外の(嬉しい)出費になりました。
グッズもちゃんとソロで7人分あったし、こんな高(厚)待遇でいいのかと余計な心配をし出す。
あたしは日程の7日中6日が仕事で、配信が休みの日にあたしも休みというタイミングの悪さに泣きましたが、なんとか一人1公演、最終日のちゃかパラは休みだったので3公演全部見れました。
それぞれの感想をなんとか書いていきます。
のえパラ
全体的にジャニーズの底力を見た気がします。
のえるくんがもともとジャニーズの歴史とかを重んじる人なので(と勝手に思っている)、少年隊やKinKi Kidsの曲でジャニーズの歴史を感じさせてくれたり、かと思えばトラジャのメンバー紹介曲を自身が撮ったメンバーの写真と共に一人で歌うというTravis Japan愛を見せてくれたりと、本当にのえるくんらしいセトリでした。
パフォーマンス一つ一つが美しくていつまでも見ていられる。
とにかく声がいいんですよ。歌がうますぎて、最近のJUMPでは珍しい(ファンみんな大好き)トンチキ曲の「め」はあまりの美声に超シュールになっていました(めちゃくちゃ褒めてる)。
この人がいればトラジャは大丈夫だと安心感をくれました。
あ、あとね、なんか知らないけど、失恋曲の入り込み方がすごすぎて(偏見)、この子一体どんな恋愛経験を積んできたの?って思っちゃいました。
いい恋しろよ(?)
完成度が高すぎて、初日から満足感がすごかったです。
うみパラ
最初に謝罪を。仕事から帰ってきて仮眠したら最初の20分見逃しました。見れたのが18時公演だけだったのでまじでごめんなさい。
その前にセトリは知っていたので、どうしても見たかったニートまん(KAT-TUN上田竜也氏のソロ曲)には間に合いました。
ヒモキャラのうみちゃんにニートまんはあまりに似合いすぎて、背後に甘栗期のうえぴーが見えました(幻覚)。
うえぴー10年前は髪伸ばしてめちゃくちゃ可愛かったんですよ。今も中身はめちゃくちゃ可愛いけど。
個人的に鼻血だしたのはGet Naked(V6)ですね。シーツ被ったうみちゃんがめちゃくちゃエロかったです。中村担の友人の安否が心配になりました(無事でした)。
20分見逃したのであまり深くは書けないんですが、選曲のセンスがめちゃくちゃいいなと思いました。
あたしは割と知らない曲も多かったですが、ファンの需要を凄くわかってるなと思いました。
げんパラ
オープニングがアカペラから始まるという、歌に自信がなければできない演出から始まりました。そうです、この子歌がとてもうまいんです。
普段はおばかちゃんなので突拍子もないことをすることが多いんですけど(褒めてるんだよ)、この日はげんげんちゃんのしっとりとした歌と躍りで魅了してくれました。大きくなったね(誰?)
JUMPのLast Danceがすっごいよかった。すっごい好き。
あと愛のかたまりをあえて歌わずコンテンポラリーダンスで表現したのも素晴らしかった。
表現力が凄まじいよ21歳。
しめパラ
「Sweetを届けます」の言葉通り、いろんなSweetを目の当たりにして、もう動けません。
一曲目のToxxxic(Kis-My-Ft2藤ヶ谷太輔氏のソロ曲)は去年のサマパラでもやっていた(らしい。全滅したから見れなかった)ので安定感がありました。
ときしっくは本家も割と雌雄同体感があるけど(ド偏見)、より雌雄同体感が強くてよかった(このオタクは女体化が好きなので、そこらへんの性癖の話は気にしないでください)。
個人的に好きなHey! Say! 7のSweet Liarの衣装を着ていたのはたまげましたね(10周年の円盤に入ってます)。その赤い衣装で赤い花びらを降らせる姿はお見事でした。
この日、あるものを見落としていたことをあたしは二日後に知ることになります。
しずパラ
Carnival Night part2を自身の持ちネタと合わせて披露するなんて、なんて可愛い子……しかもちゃんと曲に合ってる。さすが振り付け師。
セトリを見ると、ダンス曲といえばこれ!みたいな曲が多かったですね。そしてそれを自分らしくアレンジして披露したのはさすがしーくんです。
そして、あたしはこの日一回死にました。
「星に願いを」です。
これはもともとキスマイの宮玉(挙式済)のユニット曲で、死別エンドの超切ない&尊い曲なんですよ。あたしも知ってたんですが、公式動画で以前少し見ただけだったのでちょっと忘れちゃってました(まじでごめん)。
で、二日前のしめパラでしめちゃんが「しずと一緒に作った曲」と紹介して披露していたので、その後(何回も)本家を見直して宮玉の尊さに泣いていたんですが、まさかこの日にも披露されるとは思いもしませんでした。
よくよく見たら、しめちゃんが玉ちゃんのパート(主に二番、お亡くなりになった方)、しーくんが宮っちのパート(主に一番、残された方)だったんですね。それをしずパラで気づくという(しめパラもう一回見れたら気づいたんだけどな…ああ仕事が憎い)。
強火しめしず担のワイ、尊みと切なさで阿鼻叫喚。
やだ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜しめしずこんな別れ方しちゃやだ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜自担(しめちゃん)死んじゃやだ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜でも尊い〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜しめしず尊いよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
我ながらキモい。
誰もいない雛壇にピンクのスポットライトが当たって、いなくなったしめちゃんを彷彿とさせるような演出にまた泣き、とても切なげに歌うしーくんにまた泣く。
その後本家を見直して、本家も尊いとまた泣く。
自分大丈夫だろうか。
しめしずよ、どうか二人で長生きして末永く幸せになりやがれ。
なお宮玉は最近結婚5周年を迎えたそうです。
まちゅパラ
MCで彼は言いました。
「バラードばっかりとか、ギターの曲ばっかりって思ったでしょ?」
すみません、まじで思ってました。
全然違いました。
それまでの世界観をローラーでステージを走り回って自らぶっ壊し(若干千鳥足)、メンバーの生首(お面)をJr.が持ってコーリングを歌ったり(Unique Tigersができるまではこれが紹介曲代わりだった)、今回一番トンチキだったのは間違いなく彼です。
もちろんバラードもギター弾いてた曲もありましたけどね。いい塩梅でしたね。
ちゃかパラ
3公演全部見たのでけっこう覚えてます。
まずShelter(V6坂本くんソロ)~Masterpiece(関ジャニ∞)はバックを率いての王様感たっぷりでしたね。
この子はまさに主人公だって思いました。
その後のRolling days(翔くんソロ)で手錠をかけられ目隠しをされJr.に連れてこられる。どうやら捕らえられたようです。
曲の終盤に自ら手錠を外し、目隠しを取り、Jr.を倒して自らの足で歩く。
この流れに関しては、フランス革命ではと考察したファンの方がいらっしゃいましたね。
建国した圧倒的な王が市民により捕らえられ処刑されるところではないかと。その後王が抵抗し市民を倒し、王が復活を遂げる。
とここまではいいのですが、この後の曲がスクランブル(Hey! Say! BEST)というなんとも切ない曲で、あえてJr.が歌い、ちゃかちゃんはバックダンサーに徹するので、王の完全なる復活というよりは市民による革命が起こったのかなあと推察してしまいますね。
ここまで考えさせるちゃかちゃん、恐ろしい子。
曲だけだと個人的にはますぴが大好きです。やはりちゃかちゃんの圧倒的王が見れるのは素晴らしい。
あとYour Seedを踊ってたのに途中でコントが入って、終わるや否やまた曲に戻るのはさすがに三回ともめちゃくちゃ笑いました。
あとちゃかちゃんってけっこう翔くんの歌声と似てるんですね。サクラップが何の違和感もなく耳に入ってきました。
少年漫画的な言い方をすると、こちらの魂を震わせるような意思を感じたステージでした。
個人的な話をすると、Jr.に椅子に座らされたちゃかちゃんが自分でゆっくりと手錠を外し、目隠しを取ったところが性癖にドストライクでした。刺さりました。妄想します(いらない報告)。
あとちゃかちゃんが途中で衣装のシャツの第一ボタンをカメラの前で開けてくれるところがあるんですけど(開けてくださっている…ありがたや)、特別変な露出は一切ないのに変にドキドキしてしまいましたね。
ちゃかちゃんの演出にまんまと引っ掛かっているオタク。
むしろ変に露出がないからこそ燃えるものってあるしね(変態なので気にしないでください)。
まとめると、全公演最高でした。あたしけっこう曲とか演出の好みに偏りがあるんですけど、トラジャのソロ公演は全員お見事と舌を巻きました。
ダンスが突出してうまい7人だからこそ、それぞれの個性が生きるんだろうなあと思いました。
Jr.でソロ公演って、メンバーもファンもなかなかない体験だと思います。貴重なものを見させていただきました。
デビュー組でもなかなか披露されない曲もあったりして、非会員でも一公演2000円というリーズナブルさもあり、デビュー組ファンの方もけっこう見てくれたのではないかなと思っています(あたしが見たのは、10年前のニートまんをやると聞き付けた上田担さんが買ってた)。
自分の個性が存分に発揮されたステージを成功されたことは、確実に今後の活動に生きてくると思います。