自担がいないコンサートに行ったら号泣したの巻

年末年始の現場がまだ全然書き終わってなく、このままだと公開が夏になってしまう危険性が出てきてしまったので、時系列がバラバラになってしまうのを承知でこちらだけ先に公開してしまいます。

 

まずはSexy Zoneファンの皆さん、いわゆるセクガルセクメンの皆さんごめんなさい。失礼なことをいっぱい言うかもしれません。

自分のことを話すと、あたしは松島担です。デビュー時はしょりたん(佐藤勝利氏)のお顔が素晴らしくて「顔面国宝が出てきた!」と思ったりして、その後セクチャンで聡ちゃんの可愛さに目覚めて松島担になりました。

正直、今年のツアーはやってほしくなかったです。例年通りなら3月あたりからツアーが始まるんだろうと去年の暮れあたりから思っていたのですが、聡ちゃんがいない4人のSexy Zoneに会いたくなかった。ツアーが始まっても行きたくなかった。いや、始まってほしくなかった。

聡ちゃんには自分一人では抱えきれない、しがないオタクのあたしには想像もできないほどの苦悩があったんだと思います。これまでの境遇なんかを見てると、なんでこの子はこんなに優しい笑顔を見せてくれるんだろうとすら思う。その笑顔にオタクが救われていたのはまごうことなき事実。

だから、そんな優しい聡ちゃんが思い切って休んでくれてよかったとすら思った。今は自分のことだけを考えて、外部のことなんか気にせずゆっくり休んでほしい。休業の発表があった時、悲しい寂しいより一番に思ったことでした。

だけど、そんな綺麗事だけで生きていけるほど自分はできた人間ではなかった。休業の発表があった日は、ちょうど日テレのベストアーティストの放送日でした。

聡ちゃんがいない4人だけのセクゾを見て、徐々に頭が痛くなっていった。あ、これダメージ受けてるわと自覚。

大好きなカラクリだらけのテンダネスも全然頭に入ってこない。

休んでほしいと思ったのは本音。まじで本気で思ったし、今も思っている。あたしはいつまででも待っている。

でも自担がいないセクゾを見ることが、あたしにとってどれだけダメージを食らうかはまた別問題なわけです。頭痛え。

その後年末の大型音楽番組にセクゾが出る度に「聡ちゃんがいねえ……聡ちゃんがいねえや……あー頭痛え……」と静かにダメージを受ける。

4人が悪いと思っているわけでもないので、行き場のない感情だけがグルグルと延々と渦巻く。他のセクゾファンの皆さんが「ケンティーが、風磨くんが、勝利が、マリウスが」と呟くのを見るだけで静かにダメージを食らう。ので、あたしはスルーすることにしました。

ここらへんの気持ちはどこにも書いてないです。こんなしがないDDオタクのネガティブ発言なんて誰も見たくないし。幸いあたしは年末から他のグループのコンサートがあってめちゃくちゃ忙しくて感傷に浸る暇もなかった。

「聡ちゃんゆっくり休んでね待ってるよ」と何度か書いたのみ(ただこういう発言すら本人にとっては負担になるかもしれないので、どうかSNSを見ていませんようにとめちゃくちゃ祈っている)。

実はKing&Princeも(ファンクラブ会員ではないものの)岩橋玄樹くんが好きで、デビューしてから密かに応援していたので、自分にとって2018年は自担が二人休業を発表したことになるのです。

紅白歌合戦はあたしにとって地獄だった。不幸中の幸いというべきか、大晦日は大阪でNEWSの単独カウントダウンに行っていたので、暗い気持ちにならずに年を明けることができました。

帰ってきてから紅白を見て絶望を味わう。パプリカは大好きな歌なのに、パプリカを踊るためにNHKホールに来た平野くん(本人談)は大変可愛いのに、どこにも自担がいない。セクゾキンプリはみんな可愛いけど、一番好きな子達がおらん。JUMPを見れば圭人くんもいない(自担ではないけどとても好きです)。血を吐きたい。

大変申し訳ない。4人だって何も考えずにテレビに出たわけじゃないことくらいあたしにもわかる。みんな聡ちゃんのことが大好きなのに、大好きな聡ちゃんがいないのに、こんなにテレビに出なければいけない状況に何も感じないわけがない。でも、仕事だからやるしかない。それはすごくわかる。

でもごめんなさい。ほぼ無で見てました。感情は無でした。本当にごめんなさい。

そして、今年のツアーが発表されました。

やるとは思ってたよ。JUMPも圭人くんいないのにやりましたしね。あたしもしっかり行ったよ。わかってましたよ。やってほしくなかったけどわかってました。

個人としては本当に行く気はなかった。まじで行きたくなかった。

ただ、行かなければ行かないで後悔するのでは思いました。

セクゾのコンサートは何度か行ってますが、楽しいです。とても楽しいです。それを思い出すと、絶対に行きたくないとは言えませんでした。

そして、地元の宮城公演の二日目の追加公演が当たりました。まさか今年は宮城が一ヶ所目とは思いませんでした。

STAGEの聡ちゃんのうちわと去年のペンライトを持っていきました。

しかし、会場に着いたあたしはしっかりペンライトを買っていました。1公演しか入らないのに。なんなら去年も1公演しか入らなかったけど。

今年のペンライトは聡ちゃんが5周年のタイミングでデザインを手がけたセクベアというキャラクターがいました。そのセクベアがカメラを持っているデザインでした。

セクベア=聡ちゃんが4人のことを撮っている。聡ちゃんの姿はなくても、聡ちゃんはちゃんとセクゾと一緒にいる。そんなメッセージとも取れるペンライトに、実は行く前から涙腺が緩んでおりました。

ちなみに他にはしょりたんのうちわやフォトセを買いました。毎年しょりそうで買ってるんです。あとビジュアルがめちゃくちゃいいケンティーのうちわもしっかり買わせていただきました。しょりそう推しですありがとうございました。

席はスタンド前列でした。スタトロが通る通路からめっちゃ近い席です。セクゾの自名義では一番よかったです。

(聡ちゃんがいる時にこの席にしてくれよと思ってしまった)

周りのお客さんがSexy Zoneコールを始める中、あたしはあまり気分は上がりませんでした。両隣の友人達がワクワクするのを他人事として見ていましたごめん。

ああ、好きな人に会えるのって本当に幸せなことなんだなあとぼんやりと考えていました。

とはいえ、あたしは根っからのオタク。会場が真っ暗になれば少しだけ期待に胸を踊らせました。

そして、暗転からの花道に4人がそれぞれ登場。あたし達の席からはしょりたんが一番近くて「ちょり!!!!!顔!!!!!」と衝撃を受けました。

さすが顔面国宝(佐藤勝利氏の呼び方が定まっていない)。

その後も可愛い4人に癒されたり、MCで笑ったり、かっこいいダンスに思わず拍手したくなったりと大変楽しませてくれたのですが、それでもやはりあたしは「聡ちゃんがいないなあ……」と考えていました。

そんな中、前半終わりにイノセントデイズを歌っていたあたりに、しょりたんが緑の衣装を着ていました。イノセントデイズのバラードと相まって、泣いた。誰に気づかれることもなく静かに涙を流しました。

しょりそう尊い…………あたしにしかわかんないポイントだろうけど、しょりそうはまだしょりそうだと謎の解釈をし、感極まった。泣いた。

そして、最後のCRYが終わり、クレジットが流れる。「泣いていいさ」なんて歌詞があったけど、ごめん今は大丈夫だわ。

リハをする4人が映る。そこに聡ちゃんはいない。聡ちゃんがいなくても4人は笑っている。でもあたしも4人に少し元気をもらった。誰目線だとセルフツッコミをしたいけどいいコンサートだったと思った。ちなみに今回のアルバムで好きな曲はHands up!です。

クレジットが終わり、アニメ映像が流れる。4人をカメラで撮っているアニメだった。その写真を撮っていたのは一人の少年。その少年が歩き出す4人を追いかける。

会場にいる誰もが理解した。写真を撮っていたのは聡ちゃんだと。

もうだめだった。涙腺が崩壊して、声を上げて泣いた。まじで泣いた。たぶん両隣の友人達はドン引きしただろうけど泣いた。

コンサートでは一切泣かないあたしが。周りが泣いていても、「この場面はあたしも泣くべきところなんだろうなあ」なんて客観的に考えてしまって余計に泣けない、涙腺ガッチガチに固いあたしが、人目も憚らず大号泣。

(家族もの、動物ものには弱いのでそういうドラマではけっこう簡単に泣く)

実はこれを打っている今も泣いてます。ていうか思い出す度に泣いてます。涙腺がおかしい。

アンコール前のSexy Zoneコールとか全く耳に入らなかった。

アンコールが始まってからも泣きながらペンライト振ってた。ぎゅっとのイントロが流れた瞬間また涙が溢れて「も〜やだあ〜(大号泣)」ってなった。

あたしは聡ちゃんのことが大好きなんだと自覚。クソDDオタクだし、最近見たくなくてセクゾのことも見てなかったけど、本当に聡ちゃんのことが大好きなんだと自覚した。

全松島担を泣かせた。

実は知ってたんです。聡ちゃんらしき子が出てくる演出は。前日のレポをうっかり見てしまって。普段スルーしてるのにこういうのだけ目に入るんですよ。

知ってたのに泣いた。破壊力が凄まじかった。制作側の人たちも聡ちゃんが大好きなんだと思った。

感極まったあたしは、夜公演も入ろうかと思ってしまった。入らなかったけど。財布の中身200円しかなかったから無理だったけど。

ずるいぜSexy Zone。さすがだぜSexy Zone

これからも4人のSexy Zoneを見てダメージを食らうことは変わらないだろう。聡ちゃんを思うことは変わらないだろう。でも4人だって同じ気持ちなのだ。そう思えた。

やることは変わらない。ただ待つだけ。あたしはまた元気な聡ちゃんが、天然であんなことを言ったりそんなことをしたりする姿を見れることをひたすら待つしかない。

どうかSNSも、この記事も、聡ちゃんの目に触れませんように。ゆっくり休めますように。

 

 

 

聡ちゃんの地元である静岡公演の限定チャームがしょりたんデザインで、しょりそうを愛してやまないあたしが「いーなー!」と呟いたら快く代行を引き受けてくれたフォロワーさん、本当にありがとうございました。